近年ではネットフリックスやAmazonプライムといったサブスクリプションサービスが普及し、従来のレンタルビデオショップだけであった時代と比べ、自宅でも月額料金だけ支払えば気軽にいつでも好きな時間に映画が観られる時代になりました。
そんな便利な世の中になった今、映画を映画館で観る意味とは何なのでしょうか。
- 最新の映画を観られる
これが映画館に足を運ぶ理由の一番多い理由になるのではないでしょうか。映画館行けば最新のテレビCMで流れていた作品がレンタルDVDのために数か月待つことなく、観ることが出来ます。それに加えて、テレビCMでもまだ流れていない他の最新映画の予告を観ることだって出来ます。
- 迫力や臨場感が味わえる
鮮明な大画面スクリーンと素晴らしい音響システムによって、映画の中の世界にいるような感覚になることが出来るのは映画館ならではです。
例えば、派手なアクションやSFなどの大爆発やミュージカル映画のきれいな歌声は爆音で家で聞くことは出来ず、そのクオリティには出会えません。3Dや4Dの映画は特に、自宅のテレビで観るのとでは全く違う映画になります。
- 自分だけの世界に入れる
日常生活の疲れから自分だけの世界に入って仕事や日常のストレス、一旦何もかもを忘れたい、そんな時はありませんか。映画館の暗闇はまさに、自分だけの異空間にしてくれます。家で映画を観ていると、時計が目に入ったり、スマホのメッセージが気になったり、外からの声が気になったり、やはり完全に映画に集中することは難しいのです。しかし、映画館は完全に映画のこと以外の情報は一切入ってきません。そのため、非日常が味わえるのです。
- 人との繋がり
映画館に出向くということは、まず家から外に出ます。そのため、誰かと一緒に映画を見に行くということで、その誰かと合う口実になります。そして、映画の前後に食事を一緒にすることも出来ます。その映画の話を誰かとするきっかけになります。そのように、映画館に行くだけで人とのつながりがまた一つ増えます。コミュニケーションや社会や人との繋がりの大切さはコロナウイルスのパンデミックになって皆改めて知ることになりました。